肩こり
最近、肩こりに悩まされる人が増えていることから、自力整体やマッサージの参考本が急激に売れるようになりました。肩こりは猫背と関係しているため、それだけに猫背で姿勢の悪い人が増えているということです。
猫背になると姿勢が前かがみになって背中が丸くなり、背中の筋肉を必要以上に使うこととなります。よく肩こりに悩まされる人に共通することですが、そういう人の背中や肩の筋肉は異常に発達しています。
猫背によって背中の筋肉が発達しすぎてしまうと、肩や背中への負担が大きくなります。本来なら頭の重みは背骨が支えるはずなのですが、猫背になると肩の筋肉に負担がかかることになります。肩の筋肉に負担がかかるために血液の循環がスムーズにいかなくなり、疲労物質や老廃物が体内にたまり、肩こりの原因を作ってしまうのです。
また、肩こりは背中のこりや偏頭痛までも引き起こすので、たかが肩こりと軽視できるものではありません。
これまで理論だけで説明してみましたが、気になる方は実際に自分で猫背姿勢をして試してみましょう。椅子に座って顔を正面に向け、腰をぴんと張ってみてください。それが本来の正しい姿勢なのですが、ここで腰の力を一気に抜き、猫背姿勢を作ります。これによって背中が丸くなって胸の力が抜け、あごが前に突き出た形になります。これが肩コリの人が無意識的になりやすい猫背姿勢です。
猫背姿勢を試してみることにより、猫背がどのようにして肩こりを引き起こすのかがわかってきます。無意識的に姿勢が悪くなることはなかなかコントロールできませんが、気づいたときにストレッチなどをして緊張した筋肉をほぐすだけでも変化が見られます。